まず、この記事の現象が起こってから
数日立っているにもかかわらず私はまだパニックになっています。
文章もまとまりがないですが
お許しください。


皆さんはよく例えとして言われてる
「周りの景色が色を失って見える」という状態がどんなものか
体験したことがありますか？

私はＭＯＥを始めてから5月7日で1年を迎えました。

そしてその日が近づくに従って。
私の普段の生活。リアルの生活からもやる気というか、活気というか
何もかもが嫌になってしまいました。
別に1年たつのが嫌なわけではなくて、区切りとしては良いかなーと。

そして一周年のその日。
私はＭＯＥをやめるつもりでした。

皆さんが優しすぎて、居心地がよすぎて。
でも、私の大切な大切な「彼女」が居ないんです。

何言ってるんだこいつって思うかもしれません。
私はゲームというものにハマリすぎているのかもしれませんね。
所詮仮想の世界。データだ、とかいろんな意見があります。
でも私にとっては仮想であれ、ひとつの世界だと考えます。
人間が操作するキャラクターが動く以上
人間の考えが、社会が、世界ができているのだと。

だから、喧嘩もあるでしょう。仲良くしたいなーって時もあるでしょう。
こんな架空であっても、世界があるんです。私はＭＭＯを考えた人がすごいと思います

同時に、悲しいです。
良い人ばかりではないから。
甘っちょろいことばっかり言う変な人間だと思われるでしょう。
少しは自覚しています。
完全に自分を把握はしてませんけど。

そんな私の背中をそっと押してくれる「ツイッター上で友人」がいました。
バザー会場で二人で話し合って出た結論は

「彼女」は大丈夫。あれだけの物を乗り越えたんだから。
きっと大丈夫。ＭＭＯって欠けてるものを見つけるために人と触れ合うんじゃないか
「彼女」はそれを見つけたんだと思う。
きっと、大丈夫だと。
私は彼に昔話をしてもらいました。
その間中も、泣いていましたけど、約束の楽譜を見た瞬間
こらえきれず、溜まっていた涙があふれ出てきました。
「ちょっと待ってください」
そう打つのが精一杯で、私はぼろぼろ泣いてしまいました。
その間待ってくれた「彼」には感謝です。

そうして、彼と一緒に私と「彼女」との絆だと思っている曲。
「約束」を弾き、その後「彼」はログアウトしました。

彼は今もどこかの大陸を旅しているのかもしれません。
ひょっとしたら、海かもしれませんし、宇宙かもしれません。
でも彼は言いました。「私は待てるから」

その言葉に私は「君は待てるか？」と問われている気がしました。

その言葉に私はハッとしたのです。
今、私の上に書いてある文字は何だ？
私はここで又、逃げるのか？

たかがゲーム。されど私にとってはつながりのあるゲーム。

ここまで背中押されて。そのままって言うのでは
彼女に笑われる。合わせる顔がありません。

私は決心しました。

「待ち続けよう。例え戻ってこなかったとしても。それはそれで彼女は笑って幸せに生きていけるのだから」
「もし、疲れてひょこっと来た時の止まり木にぐらいはなれるようにしよう」と。

中央アルター前に戻って、そこにいたＭＯＥの励ましてくれた仲間に私は宣言しました。泣きながらですけど
もう泣きすぎてて詳細な言葉は覚えていません。

「私はミュージックアトリエ・サブマスターのカステルです
今日は私の大切な大切な人との始まりで、絆の曲を２回弾きたいと思います。
タイトルは　約束　。作曲は…メリーさんです」

そうして聞きながらまた泣いて…１回目はピアノで弾き、２回目はヴァイオリンで弾いたときです。
夢か？幻か？私はとうとう発狂したのか？

メリーさんがそこに「何してるの？」って感じで立ってました。
当たり前のように。私はいつも居たんだけど？みたいに。

また泣いて、泣きまくって。
メリーさんに八つ当たりしてました。

本当にゲームで泣くなど、普通の人には理解しがたいと思います。
私は駄目だから。ゲームといえど、人とのふれあいがある。世界があるって思ってるから。
嬉しかった。たぶん身体の調子も悪いでしょうし、予定、都合もあったと思います。
でも、私が弾いたから来たみたいな錯覚を起こしてしまいました。

その日は散々八つ当たりして、落ちました。
まだ夢かと思う今日この頃。

私の名前はカステルです。
ミュージックアトリエ・サブマスター。
これからも、ＭＯＥ一筋とは行かないでしょう。
でも、私は待ち続けますし、ずーっと「そこにいます」
神様が与えてくださったチャンスと幸運に感謝して…。